🧶つむぎ見守り会話 と 家族の備え
相続税はいくらから?基礎控除の仕組みと申告が必要かの確認手順のイメージ水彩イラスト
おくる

相続税はいくらから?基礎控除の仕組みと申告が必要かの確認手順

公開日:2026-07-10 | カテゴリ:おくる | つむぎ(見守りAI × 終活OS)

「うちは相続税がかかるほどの財産はない」と思っていても、実際に計算すると対象になるケースは意外と多いものです。相続税がかかるかどうかの分かれ目「基礎控除」の仕組みと、自分で目安をつかむ方法をやさしく整理しました。
この記事の使い方相続税の計算は財産の種類・評価方法・特例の適用有無で大きく変わります。本記事は基礎控除の仕組みを理解するための一般的な情報であり、正確な税額計算・申告は必ず税理士にご相談ください。

1相続税がかかるかの分かれ目「基礎控除」

相続税には「3,000万円+600万円×法定相続人の数」という基礎控除があります。亡くなった方の遺産総額(正味の財産)がこの金額以下であれば、相続税はかからず、原則として申告も不要です。

法定相続人の数基礎控除額
1人3,600万円
2人4,200万円
3人(配偶者+子2人など)4,800万円
4人5,400万円

この基礎控除は平成27年(2015年)の税制改正で「5,000万円+1,000万円×法定相続人の数」から引き下げられ、対象になる家庭が増えたといわれています。

2法定相続人の数え方と早見表

法定相続人の数え方には注意が必要です。基本は配偶者+子ですが、次のようなケースで数え方が変わります。

  • 子がすでに亡くなっている場合、その子(孫)が代襲相続人として数に含まれる
  • 相続放棄をした人がいても、基礎控除の計算上は「放棄がなかったもの」として人数に含める
  • 養子がいる場合、実子がいれば養子は1人まで、実子がいなければ2人までが基礎控除の計算に含まれる(上限あり)

誰が法定相続人にあたるかを正確に確認するには、被相続人の出生から死亡までの戸籍を集める必要があります(戸籍の広域交付制度のやさしい使い方はこちら)。

3財産の中に含まれる意外なもの

「相続税の対象となる財産」は、預貯金や不動産だけではありません。次のようなものも計算に含まれます。

  • 死亡保険金(非課税枠=500万円×法定相続人の数を超えた分)
  • 死亡退職金(同じく非課税枠あり)
  • 亡くなる前3〜7年以内に贈与された財産(生前贈与加算・年により対象期間が異なる)
  • ゴルフ会員権、貴金属、自動車などの動産
デジタル資産も忘れずにネット銀行・ネット証券・暗号資産なども相続財産に含まれますが、通帳が届かないため見落とされがちです。生前に在り処だけでも家族と共有しておくと安心です(デジタル終活の進め方はこちら)。

4申告が必要かどうかの確認手順

  1. 財産(プラス)と債務(マイナス)をリストアップする
  2. 不動産は固定資産税評価額や路線価をもとにおおまかに評価する
  3. 法定相続人の数を確定し、基礎控除額を計算する
  4. 財産総額が基礎控除額を超えそうなら、早めに税理士へ相談する

相続税の申告期限は相続開始を知った日の翌日から10ヶ月以内です。不動産評価や特例の適用判断には時間がかかるため、財産が多い場合や不動産が複数ある場合は、早めに専門家に相談を始めるのが安心です。

5よくある質問

Q. 基礎控除以下なら本当に何もしなくていい?

A. 原則として申告は不要ですが、「小規模宅地等の特例」など税額を減らす特例を使う場合は、基礎控除以下でも申告が必要になることがあります。持ち家がある場合は特に確認をおすすめします。

Q. 相続放棄をした人は基礎控除の人数に入る?

A. はい。相続放棄をした人がいても、基礎控除額の計算上は「放棄がなかったもの」として法定相続人の数に含めます。

Q. 生命保険金だけなら相続税はかからない?

A. 「500万円×法定相続人の数」までの非課税枠があり、それを超えた部分と他の相続財産の合計が基礎控除を超えると課税対象になります。

相続税・相続の基本を学べる本

広告(PR)

楽天市場の商品です。価格は変動します(2026年7月10日時点)。

※ 当セクションは楽天アフィリエイトによる広告です。表示価格・在庫は取得時点のもので、購入時は楽天市場の各商品ページで最新をご確認ください。

🧶つむぎでできること

財産の全体像は、生きているうちの棚卸しでつかめる

相続税がかかるか判断する第一歩は「財産の全体像」を把握すること。つむぎの「保険・銀行・年金の棚卸し」機能なら、生前に家族で財産の在り処を共有でき、会員向け「おくる直後ナビ」がもしもの時の相続手続きへそのまま案内します。個別の税額計算は必ず税理士にご相談ください。

料金:無料プランあり/ライト ¥980・スタンダード ¥1,980・プレミアム ¥3,980(月額・税込予定)。つむぎは医療・緊急通報サービスではありません。

あわせて読みたいコラム

手続きの全体像は 死後の手続き50件チェックリスト、お金まわりは もしもの時のお金ガイド給付金ナビ、戸籍集めは 戸籍の取り方ガイド もどうぞ。
コラムの一覧は こちら。ご家族の見守りと備えを始めるなら つむぎのトップ へ。