生命保険の受取人の確認方法。変更や不明な時の対処
1受取人の確認方法
生命保険の受取人は、契約時に交付される保険証券に記載されています。証券が見当たらない、あるいは古い証券のため今の指定と違う可能性がある場合は、保険会社のコールセンター(契約者本人からの照会が原則)や、契約者専用のマイページ・アプリで確認できることが多くなっています。
契約者と被保険者が別人(例:親が契約者で、子が被保険者)というケースもあるため、まずは「誰が契約者になっているか」から確認するのが第一歩です。
2受取人を変更する方法
死亡保険金の受取人は、被保険者の同意があれば、契約者はいつでも変更できます。一般的な変更方法は次の通りです。
- 保険会社のコールセンターに電話して変更手続きを申し込む
- 契約者専用サイト・アプリで手続きできる保険会社もある
- 書面での変更請求書の提出が必要な場合もある
3証券が見つからない場合の対処
証券をなくしていても、契約者本人であれば保険会社に問い合わせることで再発行や内容照会が可能です。そもそもどの保険会社と契約しているか分からない場合は、生命保険協会の「生命保険契約照会制度」を使うと、加入の有無を横断的に確認できる仕組みがあります(本人または法定相続人などからの利用が前提)。
4受取人の指定で気をつけたいこと
- 離婚・再婚後も前の配偶者のままになっていないか:契約後に家族構成が変わっても、受取人は自動では変わりません
- 受取人が先に亡くなっている場合:手続きをしないと法定相続人全員が受取人とみなされ、保険金請求に相続人全員の関与が必要になることがあります
- 相続税の非課税枠:法定相続人が受け取る死亡保険金には「500万円×法定相続人の数」の非課税枠があります(税務の詳細は税理士へ)
5よくある質問
Q. 受取人は契約者以外が勝手に変更できますか?
A. できません。受取人の変更は契約者本人が、被保険者の同意を得て行う手続きです。
Q. 受取人が「相続人」とだけ書かれている場合は?
A. その時点の法定相続人が受取人となります。誰が該当するかは相続関係によって変わるため、保険会社に確認しましょう。
Q. 家族が亡くなった後に受取人を確認する方法は?
A. 亡くなった後は、正当な請求権者(相続人など)が保険会社に問い合わせて確認する形になります。もらい忘れやすいお金の全体像はこちらの記事もご覧ください。