離れて暮らす親のスマホサポート。LINE通知や見守りアプリの設定を手伝うコツ
1親のスマホでつまずきやすいポイント
文字が小さくて見えにくい、通知が来ても気づかない、似たようなアイコンが並んでいてどれを押せばいいか分からない――こうした小さなつまずきの積み重ねが、「結局使わなくなる」という結果につながりがちです。特に、家族からの連絡や見守りアプリの通知は、気づいてもらえなければ意味がありません。文字サイズや通知音量の設定を、本人の感覚に合わせて調整しておくことが最初の一歩になります。
2帰省時に一気に済ませたい設定
- 文字サイズ・画面の明るさを見やすい大きさに調整する
- よく使うアプリ(電話・LINE・カメラなど)をホーム画面の分かりやすい位置にまとめる
- 通知音・バイブレーションの設定を確認し、気づきやすい設定にする
- 家族の連絡先を「よく使う項目」に登録し、ワンタップで電話・メッセージができるようにする
- 見守りアプリ・サービスを導入する場合は、この機会にまとめて設定を済ませる
帰省のたびに少しずつ設定するより、まとまった時間が取れるタイミングで一気に済ませてしまう方が、結果的に手間が少なく済むことが多いです。
3遠隔でサポートする方法
帰省の頻度が少ない場合は、電話で操作方法を口頭で伝える、画面共有機能があるアプリを使って一緒に画面を見ながら説明する、といった方法があります。ただし、電話越しに操作方法を伝えるのは想像以上に難しく、お互いにストレスがたまりやすい作業でもあります。可能であれば、あらかじめ紙にホーム画面の写真を印刷し、よく使うボタンに番号や付箋で目印をつけておくと、電話でのやり取りがスムーズになります。
4挫折させない教え方のコツ
一度にたくさんのことを教えようとせず、「今日は電話のかけ方だけ」「次回は写真の見方だけ」というように、少しずつ段階を分けて教えるのがコツです。うまくできなかったときに責めるような言い方をすると、本人が「もう使いたくない」と感じてしまうことがあります。できたことを一緒に喜ぶ、分からなくなったらいつでも聞いていいと伝えておく、といった心理的なハードルを下げる工夫も大切です。
5見守りアプリを入れる前に考えたいこと
見守りアプリ・サービスの中には、専用アプリのダウンロードやアカウント登録など、親御さん側の初期設定が複雑なものもあります。せっかく導入しても、設定の途中でつまずいて使われなくなってしまっては本末転倒です。導入を検討する際は、親御さん側の操作がどこまでシンプルか、家族が遠隔でサポートしやすい仕組みになっているかを事前に確認しておくことをおすすめします。見守りサービス全般の選び方は見守りサービスの選び方と料金比較で解説しています。
6よくある質問
Q. 親がスマホの操作をすぐ忘れてしまいます。どうすればいいですか?
A. 一度に多くを教えず、よく使う操作だけに絞って繰り返し練習する方法が効果的とされています。紙に手順を書いて手元に置いておくのもおすすめです。
Q. 遠隔でのサポートが難しい場合、他に方法はありますか?
A. 携帯電話会社のスマホ教室や、自治体・地域包括支援センターが実施しているデジタル活用支援の窓口を利用する方法もあります。
Q. 見守りアプリを入れても、本人が使ってくれるか不安です。
A. 導入前に、親御さん側の操作がどれだけシンプルかを確認することが重要です。アプリのインストールやログインが不要な仕組みのサービスもあります。